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新鮮な玄米の表皮と胚芽からうまれた、安心・安全・おいしいこめ油
原料は玄米を搗精(精米)してできる米ぬか
こめ油は、自然の恵みをいっぱいに受けて育った玄米のぬか層から生まれた植物油です。玄米由来の栄養成分を含むおいしい油です。
こめ油は生食(ドレッシングなど)でのご使用はもちろんのこと、加熱調理にも最適でまいにちの調理には欠かすことのできない油です。学校給食用の調理油としても広くご使用いただいております。
こめ油は原料の鮮度が命
原料の米ぬかは精米直後から、酸化が進んでいきます。より新鮮な原料を集めるため、コメどころ東北に自社工場を3か所構え、鮮度が落ちないうちに米ぬかから油分を抜きとり品質の向上に努めております。
こめ油の精製方法
こめ油は米ぬかから油を搾っただけでは、食用として流通させることができません。米ぬか原油中に含まれている、ぬかなどの固形物、ロウ分や酸化した油分などを取り除き、良質な油の部分のみを食用のこめ油として製造しています。
クリーンルームでの充填作業
陽圧管理されたクリーンルームで家庭用商品は充填しております。油には水分がないため菌の発生はありませんが、異物混入対策として充填設備を大幅に更新し、お客様のニーズにこたえられる商品の製造を行っております。
料理の腕が上がるかも?うまみを引き出すこめ油
揚げ物をしていると、種や衣から水分が蒸発して泡立ちますが、これが揚げむらや油っぽさの原因となります。このデータは21時間加熱後に得た油を180℃に加熱し1cm角のジャガイモを投入して泡の広がりを測定したもの。コーン油に次いでこめ油が泡立ちにくいという結果が出ています。
約98℃で油に空気を吹き込み、油が酸化されて出来る過酸化物の値が100になるまでの時間を測定したものです。値が小さいほど酸化に対する安定性が悪く風味も落ち、逆に値が大きい程、風味も安定性も良いと言えます。
このテスト結果から、コーン油、こめ油が他の油に比べて安定性に極めて優れていることがわかります。
こめ油でお料理をもっと美味しく、楽しく
揚げ物をした時の臭いで食欲が減退する“油酔い”と言われる現象の原因となる物質の発生量を示したものです。発生量が少ない程加熱臭がマイルドであると言えます。 こめ油の数値がもっとも低いことがわかります。
180℃に加熱した油で揚げ物をしたあと、鍋にこびり付いた酸化重合物の量を測定すると、こめ油で調理した時の付着量が非常に少ないことが分かります。
揚げ物を1万ルクス、40℃の条件で保存しておいて腐敗臭が発生するまでの時間を測定したものです。こめ油が圧倒的に長い時間揚げ物の品質をよく保つことがわかります。
こめ油が健康にいいって本当?
植物油に含まれる栄養素は、私たちの身体にとってなくてはならない
3つの大切な役割を果たしています。
エネルギー供給源
人はエネルギーを三大栄養素から摂っていますが、油脂は1グラム
あたり約9キロカロリーと高いエネルギーを有しています。
(タンパク質・炭水化物=約4キロカロリー)
必須脂肪酸の供給源
植物油に多いリノール酸、リノレン酸などは、身体の組織が正常な
機能を果たす上で必要欠くべからざるものですが、体内で合成する
ことができないので、食物から摂取しなければなりません。
ビタミンEの供給源
植物油にはビタミンEが含まれています。日本人が摂取している
ビタミンEの約30%は植物油からと言われています。
心臓障害を防ぐ善玉コレステロールの値はそのままに、悪玉コレステロールの値を低下させる働きがあるといわれています。
血中コレステロール値を低下させ血管の硬化を防止する働きがあるといわれています。
抗酸化作用により体内の脂質を酸化から守り、細胞の健康維持を助ける栄養素です。
ビタミンEの一種で、圧倒的に抗酸化力が高いのが特徴。別名スーパービタミンEとも呼ばれています。
コレステロールの吸収を阻害する作用がある成分といわれています。こめ油には他の油に比べ多くの植物ステロールが入っています。
こめ油特有の栄養素で更年期障害、胃腸神経症などの改善に効果があるといわれます。複雑な現代社会人に欠かせない栄養素です。
不ケン化物とは、こめ油に多く含まれる油以外の微量成分です。
主な成分はビタミンE(αートコフェロール)、トコトリエノール、γ―オリザノールなどで、油の中に溶け込んでいる微量成分のことを言います。こめ油の不ケン化物は抗酸化作用が期待できる成分で多く、医薬品・健康食品・食品添加物などとして利用されています。
体にいい脂肪酸の種類とバランス
油はリノール酸やオレイン酸、リノレン酸などの多くの脂肪酸で構成されています。
大豆油やコーン油、べに花油(ハイリノール)などはリノール酸が多く、反対に菜種油やオリーブ油はオレイン酸を多く含んでいます。
それに対して、こめ油はオレイン酸約42%、リノール酸約37%と非常にバランスがとれています。
食品には様々な脂肪酸が含まれています。脂肪酸には体内で合成できるものと、体内では合成できない必須脂肪酸があり、それぞれ異なる働きを持っています。血中脂質改善など健康を意識するなら、複数の種類の脂肪酸をバランス良く摂取することが大切です。
下表でわかるように、こめ油はこの理想の比率に近い脂肪酸バランスをもっています。